第98回
日本糖尿病学会中部地方会
会長 熊代 尚記
(金沢医科大学 糖尿病・内分泌内科学 主任教授)
この度、第98回日本糖尿病学会中部地方会の会長を拝命いたしました金沢医科大学の熊代尚記です。
ご挨拶にあたり、本年1月1日、石川県能登地方を震源とする令和6年能登半島地震によりお亡くなりになられました方々に謹んでお悔やみ申し上げますとともに、被災されました皆さまに心からお見舞い申し上げます。また、被災者の救済と被災地の復興支援のために尽力されておられます方々に深く敬意を表しますとともに、皆さまの安全と、一日も早い復興をお祈りいたしております。
さて、本会では、最新の糖尿病の基礎及び臨床研究や、診療に関するセッションとともに、糖尿病診療で欠かせない多職種連携によるチーム医療について、メディカルスタッフ目線からのシンポジウムや会長特別企画も計画いたしております。それぞれの地域で糖尿病診療の中心的役割を担う皆様にご参加いただき、本会が、糖尿病学や糖尿病診療の進歩、発展に貢献する場になればと考えております。
第98回日本糖尿病学会中部地方会では金沢での学会ということで、テーマを『温故知新 糖尿病学 —幸せな未来に向けてー』とさせていただきました。この歴史ある金沢で、新たなる未来に希望を抱いていただきたいと願っています。
開催形式と致しましては、皆様方と直接お会いしての現地開催にて行う予定としており、会期を2024年9月14日〜15日の土日開催といたしました。翌日の16日は「敬老の日」にあたりますので、是非とも金沢の食と文化にも触れていただければと存じます。
どうぞ、金沢にお越しいただき、糖尿病学の最新の情報を共有しつつ、皆さまで議論を深めて、患者様の健康寿命の確保、生活の質の向上、そして幸せな未来へつなげていただければと存じます。
多くの方々のご参加を心からお待ち致しております。